お知らせ

*遊べる・学べる淡海子ども食堂の活動状況*

2020.09.18

遊べる・学べる淡海子ども食堂の開催状況

県内132か所(8月末現在)にひろがる「遊べる・学べる淡海子ども食堂」。
新型コロナウイルスの影響で活動を中止していた子ども食堂も、学校の再開とともに活動を再開されるところが増えてきました。
一方で、さまざまな理由からまだ再開することができない子ども食堂もあります。
子ども食堂のみなさんの活動状況や思いなどを共有し、みんなで支え合えるようにこれまでお聞きした内容をまとめました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




1 開催状況
※子ども食堂のみなさまと市町社協にアンケートや電話などで聞かせていただいた内容をもとにまとめています。
1)何らかの活動を行っている …84か所
2)再開予定  … 7か所
3)中止している       …29か所 
 ※12か所は活動状況確認中です。

2 活動内容
・屋外で食事をしている。
・お弁当や食材の配付または取りに来てもらっている。
 →飲食店にお弁当をつくってもらったり、フードバンクから食材を提供してもらったりして実施。
・バイキング形式はやめて、ワンプレートで食事を提供するようにしている。
・参加者を分散するために、回数を増やして実施している。
・食事はなしで、居場所のみを開催し、お土産にお菓子を渡している。
・会場を広い場所に変更して実施している。     等

3 子ども食堂の声
1)何らかの活動を行っている
 ・お弁当を受け取りに来てくれる子どもが満面の笑みで、本当に喜んでもらえているようでうれしい。
 ・日頃、あまり出かけられない影響からか、家族で参加してくれる人が増えた。
 ・久しぶりの開催で1時間前から待っている子や高齢者もいた。
 ・三密の回避、消毒、換気等、気をつかうことが多い中、子ども達の笑顔を見ると居場所の大切さを改めて感じた。
 ・食材等を届けることで、食堂にはなかなか参加しにくい子ともつながれたり、家の様子が見られたことから、より支援の必要な家庭を把握したりできた。
 ・普段の食堂よりも気をつかうことが多く、スタッフに疲れがみえる。
 ・活動することに対して、地域の目が気になる。   等
(2)中止している
 ・参加人数が多いので、学校とも相談して中止している。
 ・密を避けるために参加人数を制限すると、来たいのに来られない子が出てしまうことが心苦しくて、なかなか踏み切れない。
 ・いつもの会場がまだ使用禁止のため開催できない。
 ・スタッフに高齢者が多いことや、緊急性の高い子どもが参加していないことから、今は無理をしないことにしている。
 ・不安はあるが、いつまでも中止していてよいのかと、スタッフでできることを話し合っている。
 ・社会福祉施設での開催のため、感染対策の面から再開が難しい。   等

© 2017 子どもの笑顔はぐくみプロジェクト
《滋賀県社会福祉協議会》

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